2011年10月号の『コマーシャルフォト』の巻頭特集「フォト×ムービー×３D×アプリ　最先端デジタルクリエイティブ」のなかで、「4K movie retouch」が取り上げられています。

また、ビューティの技術開発のひとつが完了しましたので、そちらもご紹介したいと思います。
今回のテーマは「まつげ」です。
静止画のレタッチの場合は、当たり前のようにまつげの修正が入りますが、
それと同じこだわりで、動画のまつげに取り組みました。

　
まつげの本数を増やしたり、動きながら太くしたり伸ばしたり、色を変えるのも、もちろん可能ですし、まつげとまつげの間にすき間があいてしまっているときなど、１本だけ付け足すことも可能です。
ここでご紹介しているリールはもともとのまつげの上に合成していますが、実際のCMでは、いったんきれいにまつげを消去してから新たに合成する手法をとることが多々あります。手間はかかりますが、そのことで、もとのまつげに妨げられずにねらい通りのまつげを表現することが可能になります。